どうもGLAYファン・GLAY速報の*あっきぃ*(@_r_y_g_y_r_)です。
2001年、前作「HEAVY GAUGE」から2年の時を経て発売され、全18曲というボリューム感、HISASHI、JIROの作品も複数含む大作となった「ONE LOVE」。

2000年以降の新たな扉を開けたアルバムだと思います。
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「ONE LOVE」の私的評価
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アルバムタイトル | ONE LOVE |
---|---|
オススメ度 | GLAY中級者向け |
GLAY深掘り度 | GLAYの2000年代のスタンダードを作ったアルバム。 |
このアルバムに収録されている多数の実験的な曲は、「バンドサウンド」で勝負をした前作「HEAVY GAUGE」とは全く別の方向性を示し、同じ場所に留まろうとしないGLAYが新たなシーズンに突入したことを明示している。
実験的で、趣向を凝らした作品を詰め込んだアソート
前作「HEAVY GAUGE」から約2年。2001年に発表されたGLAYの6枚目のオリジナルアルバム「ONE LOVE」。
「音楽性を見つめ直す」という意志の元に作られた作品で、シーケンスを使った作品から、シンセサイザーメインの曲、軽妙で不可解なギターサウンドがあるかと思えば、GLAYらしい王道ロックやテーマの重い作品も含む、バラエティに富んだGLAYアソート。
このアルバムに収録されている「GLOBAL COMMUNICATION」「ひとひらの自由」を初め、「ONE LOVE」以降、世界情勢や政治に対する作品をいくつかリリースしており、その流れは2019年リリース「NO DEMOCRACY」までしっかり続いている。
収録曲のいくつかは、2000年に行っていた「HEAVY GAUGE TOUR」や2001年「GLAY EXPO 2001」の中で、その原型が披露されており、作品として残っているものもある。
「ONE LOVE」制作背景
今作の制作は2001年。
GLAYの一つの区切りとなった1999年7月31日「GLAY EXPO ’99」を終えた後、自分たちの立ち位置や方向性を密に模索している時期でもある。
バンドサウンドを見つめ直すための超ロングツアー「HEAVY GAUGE TOUR」(2000年)を経た上で、90年代の総ざらいとなるベストアルバム「DRIVE complete BEST OF GLAY」を2000年末にリリース。結果的にこのベストアルバム「DRIVE」が90年式GLAYの幕引きをすることとなった。
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その後2001年のリリースは「GLOBAL COMMUNICATION」「STAY TUNED」と、それまでのGLAYにはなかった創作性の高い楽曲が並ぶ。(カップリング「GOOD MORNING N.Y.C」「Super Ball 425」「BUCK UP」も含む)
GLAYのアルバムタイトルはとりわけ「この先の意志」を示すことが多いが、このアルバムについても同様で、本作に収録されている「GLOBAL COMMUNICATION」「ひとひらの自由」からは「世界」へと目を向けるTAKUROの意志が深く受け取れる。
この年は、実際に、坂本龍一が中心となったプロジェクト「地雷ゼロキャンペーン」にTERUとTAKUROが参加しており、2003年にはイラク戦争に対する意見広告「TAKURO NO WAR」出稿や、2005年には「ホワイトバンドプロジェクト(貧困撲滅キャンペーン)」などに参加している。
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そして、アジアのミュージシャンを迎えて行った「GLAY EXPO 2001 GLOBAL COMMUNICATION」を経て、より強固になったテーマを提げてリリースしたのがアルバム「ONE LOVE」である。
収録曲
- ALL STANDARD IS YOU
- WET DREAM
- 嫉妬(KURID/PHANTOM mix)
- HIGHWAY No.5
- Fighting Spirit
- ひとひらの自由(Johnny the peace mix)
- THINK ABOUT MY DAUGHTER
- VIVA VIVA VIVA
- Prize
- MERMAID
- mister popcorn
- 電気イルカ奇妙ナ嗜好
- STAY TUNED
- 君が見つめた海
- 夢遊病
- Christmas Ring
- GLOBAL COMMUNICATION
- ONE LOVE ~ALL STANDARD IS YOU reprise~
Anthologyシリーズ発売
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「ONE LOVE」もついにAnthology発売です。
Anthologyとは、オリジナルアルバム制作にあたってのデモや同時期に製作中だった楽曲などを収録したコレクターズアルバム。
Disc1は、リミックス・リマスタリングされたアルバム音源、Disc2はデモの収録が予定されています。
GLAYをより深く知りたいファンにとってはマストバイです。


平成元年生まれ。
1997年 小学3年の時にHOWEVERで衝撃のGLAYERデビュー。
それからHISASHIに憧れギターを初める。もちろん使用機材はTalbo。
ライブ参戦よりもコレクター気質。
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