どうもGLAYファン・GLAY速報の*あっきぃ*(@_r_y_g_y_r_)です。
アリーナツアー「GLAY ARENA TOUR 2019-2020 DEMOCRACY 25th ”HOTEL GLAY”」も残すところ、三重・神奈川・函館のみとなりました。
大阪・神戸と2公演参加してみて、様々な発見がありましたが、両公演(というか、ニコニコ超会議から)で注目してたのは何といってもGLAYのサポートキーボーディストとして輝いていた「ハジメタル」!
ということで、個人的・主観的感想を綴っていきたいと思います。
ハジメタルについてはこちらの記事でまとめているので、あわせてお読みください。
好きなところから読む
今回のアリーナツアーHOTEL GLAYは25年を振り返るセットリスト
25周年ツアーとして回っている今回のHOTEL GLAYですが、セットリストは旧作〜新作まで幅広くカバーしています。
もちろん最新作「NO DEMOCRACY」の楽曲はそうですが、アルバム「ONE LOVE」「THE FRUSTRATED」などの2000年代前半リリースの楽曲も披露されています。
また、アンコールでは90年代の曲も披露しているので、全体を通して25年間を網羅したセットリストを楽しめるのが特徴です。
NO DEMOCRACYで提示したGLAYの言葉と、それを作ってきたこれまでのGLAYをみれるツアーが今回の「HOTEL GLAY」です。
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25年を弾き倒すハジメタル
セットリストを見てみると、実はこれまでのサポートキーボーディストDIE、SHIGE、斉藤有太、永井誠一郎が弾いてきた楽曲を全て弾いています。
もちろん、これまでのサポートメンバーも過去のサポートメンバーが弾いてきたフレーズを弾いています。
ですが、初サポート2019年4月からツアー開始までの半年で25年を網羅してくれていることに感謝しかありません。(セットリストを考えてるのはJIROですが)
やっぱりGLAYは6人体制がいいな、と改めて思ったHOTEL GLAYです。
ハジメタルが90年代のGLAYを見せてくれた
ここからが本題。
ハジメタルがキーボードサポートとして参加してからファンの反応やパフォーマンスなどを見て思ったことを偉そうにまとめていきます。
ファン歓喜の6人体制とウェルカムなGLAYERたち
GLAY さん、キーボードサポートはexミドリのハジメタルさん 。ちょっと面白そう。どんな感じになるのやら。
次のツアーはいないらしいけど。
鍵盤帰ってきそうでよかったー。— Open32meetoo (@Open32meetoo) April 27, 2019
2019年お疲れ様でした!
GLAY+キーボードがすごく好きなので久々にキーボードがサポートに入ると知った時はとても嬉しかったですし実際に聴いてみると想像よりずっと素敵な音楽に仕上がっていてサポートがハジメタルさんで本当に良かったと心から感謝しています
2020年もよろしくお願いします!— きょ (@ky_ky611) December 26, 2019
ツアー参加前から、喜びと期待の声!
そして、やはり「GLAYは6人体制がいい」という声が多いです。
もちろん、僕自身も、やっとキーボードが帰ってきたー!
と歓喜しました。そしてその期待もめちゃくちゃ大きかったです
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ハジメタルの第一印象。
これまでのサポートDIEやSHIGE、斉藤有太、永井誠一郎(SEI)はみんなGLAYよりも先輩で、ある意味ではGLAYを引っ張っていました。
ステージに関しても、「緊張」という感じを見ることはあまりなかったと思います。
特にSEIちゃんに関しては、直近のサポートで、ステージパフォーマンスやアレンジなどがそれまでのサポートとはガラッと変わっていたので、GLAYERにとっても印象が強いと思います。
その後任。
GLAYERの期待も大きい中でのサポートだったと思います。
僕自身がツアー初参加となった11月の大阪城ホール公演。
初めは、こちらが緊張するくらいでした(なぜか…)。
「GLAYをどう弾いてくれるんだろう」「GLAYでどうパフォーマンスしてくれるんだろう」
そんな想いが頭を駆け巡りながら演奏を見ました。
率直な感想として、
ツアー初参加でリハーサル期間も短い中、多くの曲を弾いている姿に「感謝」がまず出てきました。
急遽サポートからのツアー参加自体にも感謝です。
口唇の前に「なんか弾いて」という無茶振りへの対応にも感謝です。
アレンジに関しては「今後が楽しみ!」と思いました。
おそらく、大阪公演時点(ツアー4本目)では、曲を覚えて弾くことで(時間的に)精一杯で、アレンジまでは意識する余裕がなかったんだと思います。
丁寧に、そして正確にGLAYを弾いている印象でした。
そのひとつひとつに先人とGLAYへのリスペクトがありました。
そして「緊張してるなー」と思いました。
緊張がこちらまで伝わってきました。でも、それがなぜだか新鮮で、「がんばれ、がんばれ」と思いながら見てました(上からですみません…)
印象が変わるのが早かったツアー参戦2本目。
2本目の参戦は12月の神戸公演。
神戸公演はハジメタルがGLAYのなかで覚醒した公演だと(勝手に)思います。
ハジメタルカラーが出てきたぞー!!と思った公演でした。
「今後が楽しみ!」がまさかこんなに早いとは…笑
ステージ上での迫力ありすぎるパフォーマンス、アップテンポな曲でのシンセの使い方など「振り切った感」がとても良かったです。
ハジメタルって、こんなに「(演奏もパフォーマンスも)暴れるんだ」という印象で、強烈に嬉しかったです。
それは、90年代のDIEのようなプレイを重ねて見たからかもしれません。
特に「口唇」の前のピアノソロ。
98年の”pure soul”ツアーでは、DIEも同じようにピアノでソロを弾いていました。
AMERICAN INNOVATIONではキーボードソロを披露。
その「キーボードを壊しそうな」プレイが、キーボードから落ちて骨折したDIEを彷彿とさせました(笑)
そんな、DIEが見えたハジメタルのプレイですが、このブログを書いていてハジメタルが見せてくれたのは90年代のGLAYではないなという結論にたどり着きました。
見えたのは、90年代GLAYではなく、令和時代のGLAYだった。
まず、パワフルなキーボード演奏を見て浮かんだのが「DIE」でした。
あのDIEのアナーキーすぎるキーボードプレイ、そして演奏を無視したパフォーマンス。
そういう「若さ」と「力強さ」、いい意味での「荒々しさ」。
最初、そんなDIEのようなプレイを垣間見て90年代がフラッシュバックしたから嬉しかったのかと思いました。
でも、よくよく考えたら違うことに気づきました。
30代後半のGLAYとSEIさんが作った「完成されたGLAY」
SEIさんが参加した2007年〜2015年で、GLAYはある意味「完成」したと思います。
角が落とされて、向かうところ敵なし。
どんな曲をやっても「うまくまとまる」というGLAY。
レコーディングでも、ライブをやっても演奏もアレンジも全てが「パーフェクト」になる。
そんな「完成されたGLAY」を作るための8年と最後のピースがSEIさん、そして40代を迎えるGLAYだったと思います。
だからこそ、多くのGLAYERがその「完成美」が崩れるかもしれないSEIさんサポート終了を惜しみ、サポート継続を望んだのだと思います。
SEIさんサポート時期の音源やライブは今見ても「素晴らしい」の一言に尽きます。
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その後GLAYはしばらく5人体制でライブをしますが、キーボードがなくてもGLAYが成り立った背景にはSEIさんの功績が大きかったのではないかな、と思っています。
ハジメタルが魅せてくれたのは、次なるGLAYへの出発
そんな「完成されたGLAY」をこの先も続けていけば、クオリティの高いGLAYを提供し続けることはできたと思います。
ですが、それは、言い換えれば「(ある意味では)つまらない」「変化のない」GLAY。
ファンが望んでいるのは「常に変化するGLAY」、きっとGLAYのメンバーも、そんなことに気づいていたと思います。
25年間、変化を続けてきたGLAYが次の変化を手に入れるまでの4年間。
その4年間で出した答えが「ハジメタル」。
GLAYとしては初めてのメンバーより年下のサポートメンバー。
しかも、インディーズプレイヤー。
その理由は、「完成されたGLAY」に対して化学反応を起こせるのは、「完成されたプレイヤー」ではなく、どの方向に向いていくか分からない「若さ」や「荒々しさ」を持ったプレイヤーだからではないでしょうか。
完成されて「大人」になったGLAYが、また「無骨さ」を取り戻して新たな出発をする、これから30周年、40周年に向かって「未完成」のまま走り続けるために必要だったのがハジメタルだったと思いました。
プラモデルなどで、ツヤを出すために、一度粗く削ってから、また研磨していくことがあります。
きっと、ハジメタルがGLAYにもたらしてくれるのは、「ツヤ」だと思います。
主観で語りました。
もし、気を悪くした方がいたらすみません。
主観で語りました。
個人的には、ハジメタルのサポート就任は嬉しいことで、GLAYにとってかなり大きいことだと思っています。
これからもGLAYがGLAYであるために、必要な変化だったと思います。
平成元年生まれ。
1997年 小学3年の時にHOWEVERで衝撃のGLAYERデビュー。
それからHISASHIに憧れギターを初める。もちろん使用機材はTalbo。
ライブ参戦よりもコレクター気質。
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